世の中には、詐欺やマルチ商法やネズミ講など、明らかに悪いモノに人々は警戒して近づこうとしません。
しかし、客寄せパンダ的な芸能人などに勧められると、コロッと入会してしまう人もいます。
歴史は何度も繰り返すように、その類の話は「現れては消える」ことの繰り返しです。
原則を言います。
甘い話には、必ず裏があります。
本当においしい話であれば、わざわざ他人に話す必要はありません。
この2行だけを理解できれば、ヘンな勧誘に引っかかることはありません。
勧誘する側は、もちろんその仕組みや狙いを完全に理解したうえで勧めます。
ズバリ言うと、勧誘する側はカモを探しているだけです。
しくみをイマイチ理解できないカモが、知っている人や親しい友人、巷で有名な芸能人がやっているなら、わたしもやろう、なんてことになります。
わたしの母もそうでした。
実は、妹もそうでした。
家族にいわゆるカモが二人もいたのです。
勧誘する側の話は、基本的にややこしくて理解しにくいにもかかわらず、信用します。
家族であるわたしが、やめるよう説得してもかなりの根気と情熱を見せなければ理解してもらえません。
自分の都合の良い(楽にお金が儲かる的な)ことを信用したいだけなのです。
最近、何かと耳にするVALUですが、わたしは大きい声でいいたい。
「絶対にやめておけ」
家族がもし、VALUに手を出そうものなら、力づくでやめさせます。
VALUは、社会的に付加価値を生むとは思えません。
完全にゼロサムゲームです。
安く買った人が、高く買いたい人に売って初めて得をします。
もう少しカンタン言うと「ババ抜き」です。
最後まで持っていた人は、売る人がいなくなってゲームオーバーです。
今持っている人は「安く買えた人」なので、煽って煽って高く買う人を作ることに専念します。
イケハヤもそうです。
彼は、ブログ界では影響力のある一人ですが、一般社会では完全に無名な存在です。
そんな彼に、投資する人が殺到していること自体が、何かおかしいのです。
彼は煽れば煽るほど、本業のブログで収益を上げられるのです。
「VALU」が上がれば付随的に儲けられるし、注目度が上がれば上がるほどブログ収益が増えるのです。
VALUが上がろうが下がろうがどっちでも良いポジションを取っていることになります。
世の中は、何をしてでもお金儲けをしてもいいわけではありません。
人をだまして儲けることは人間として最低の行動です。
イケハヤはカモを増やすことに専念しているように見えます。
他人を出し抜くようなゼロサムゲームでお金儲けをして、豊かな人生を送れるとは思えません。
社会的に意味のある企業へ、投資することで間接的に応援するようなこと、つまり株式投資で充分です。
社会に貢献し、さらに自分自身も儲けられるのなら、最高です。
ゼロサムゲームに参加することが「世のため人のため」になることはありません。
自分さえ良ければいい人しか集まりません。
冒頭に甘い話には裏があると言いましたが、偶然にも「VALU」も逆から読めば、裏(ULA)がありますねぇ。
世の中には様々な詐欺があります。
知っておいて損はありません。
詐欺の大百科オススメです。
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保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM
保有比率第7位 フィリップス66(PSX)