金融経済学における効率的市場仮説 (こうりつてきしじょうかせつ、英: efficient-market hypothesis, EMH) とは、市場は常に完全に情報的に効率的であるとする仮説[1]。ここで言う情報的に効率的であるとは、金融市場における金融商品の価格がその商品の価値を決定づける情報を反映しているという意味である。効率的市場仮説に従えば、株式取引は株式を常に公正な価格で取り引きしていて、投資家が株式を安く買うことも高く売ることもできないということになる。すると、銘柄の選定や市場のタイミングから市場の平均以上の実績を得るのは不可能である[2]。(出所:Wikipedia)
投資歴15年程度のヒヨッコであるわたしが言うのも何ですが、
そんなことあるかい!
とツッコミたくなります。
頭が良すぎると、訳の分からない結論に行き着くのでしょうか?
バリュー投資家は、本質的価値を下回る価値で買い、本質的価値を下回る価値で売ることを目指します。
ベンジャミン・グレアムやその弟子たち(ウォーレン・バフェットなど)が市場平均を大きくアウトパフォームしてきたことは事実です。
また、ITバブルの時のように「.com」と会社名に入れただけで株価が高騰したように、明らかに株式市場は間違った価格を付けることがあります。
この2つの事実を見ただけでも、常に正しいと結論付けるに至った理由がよくわかりません。
「ブラックスワン」の著者であるナシームニコ・ラスタレブもこんなこと書いていました。
(ルーレットだったか何を例に書かれていたか記憶があいまいですが・・・)確率が50%のモノ例えば赤と黒のルーレットで赤が99回連続出たとしたら、次に赤と黒どちらに賭けるかという話があります。
頭の良い例えば学者にような投資家Aは、こう言います。
「過去の結果がどちらに偏ろうが確率は50%なので赤と黒の出る確率は同じなので、どちらでもよい」
しかし、勉強はできない(ここでいう勉強とは学校で学ぶような記憶が良いとかそういう意味)が、実践を通じて抜け目のない投資を続ける投資家Bは、このような行動を取ります。
赤に大きく賭けます。
理由はこうです。
「確率が50%と言いながら赤が99回連続で出たのなら、そのルーレットが壊れているか何か細工があるに違いない」
われわれバリュー投資家は、頭の良すぎると言われている投資家たちが効率的市場仮説を信じて、行動してくれるおかげでメシが食えます。
しかし、本質的価値を下回るそんなチャンスは長くは続きません。
だから、バリュー投資家は常に狙いを定めて、チャンスと見れば大きく早く行動するのです。
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マイポートフォリオ 2017年7月30日
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