2018/02/28

バフェットの手紙から読み取る、長期投資で勝つ確率を上げる方法


2017年の米国株式市場は、素晴らしいリターンでした。
まさに、サルでも儲かる相場でした。



そんな年に例えばマイナスリターンの投資家がいるのであれば、投資戦略を大きく転換すしなければなりません。

たぶん、そんなマイナスリターンの投資家はほとんどいないと思います。
ひとつだけ考えられるのは、売買を何度も繰り返すような投資家でしょう。

長期投資家は、勝つ確率を高めるために極力売買を控えます。
売買を繰り返すことで、証券会社のカモとなり手数料をたくさんとられます。

また、国に売買益の税金を納めることになりますので、それもある意味カモのようなものです。
投資の世界は、相対リターンで評価するしかありません。

勝つか負けるか。

売買を繰り返すようでは、市場平均を下回ることになるでしょう。
なぜなら、株価の動きを見て売買を繰り返し勝つには、絶対に達成しなければならないことがあります。

一時的に勝つだけではなく「勝ち続ける」もしくは「勝率が上回る」ことが必須条件です。

市場の動きが読めないことは、周知の事実です。
それでも頻繁な売買で勝つには、特殊な能力が必要です。

まあ、無謀です。

そんな勝つ確率の低い勝負に、わざわざ出る必要はありません。
ギャンブルでもなんでもそうですが、期待リターンの確率を高めることにフォーカスすべきなのです。

たまたま、大勝ちしたというのは、負け続けることと紙一重なのです。
起こった事実と、起こらなかった事実とを見比べて、起こった事実だけに目を向けていては、まだ素人投資家の域をでていません。

バフェットは、言います。

「損をするな、絶対に損をするな」

最近、バフェットの手紙でバフェットは改めて重要なことを述べています。

・米国株にかける
・長期で投資する
・アクティブファンドへ投資することは、リターンプラス手数料を持っていかれる
・株式投資で重要なことは、小難しいアルファやベータではなく、市場心理だ
・S&P500インデックスよりバークシャーハサウェイのリターンが高い

これらをパッと理解できない投資家は、いますぐ投資の勉強をしましょう。
雑音に、騙されてはいけません。

バフェットの言葉だけに耳を傾けておけば、余計な欲や無謀な賭けにでることを自制できます。

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バフェットも絶賛した、21世紀最高の投資の教科書です。
わたしは、この本を10回以上読みました。


▼マイポートフォリオ

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マイポートフォリオ 2017年11月25日

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わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

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