2017/12/10

バフェットが唯一永久保有を宣言したウェルズ・ファーゴ(WFC)から?

バフェットは、20年後30年後まで保有できる、いや永久保有できるような株式銘柄を選択してきました。

バフェット自身投資哲学としては、永久保有をベストと考えていますが、必ずしもそうではありません。



実は、バフェットは結構な頻度で株を売買をします。
四半期に一度その売買が、公開されます。

今までに売買がなかったことは、ありません。
しかも、買いばかりではなく売りも多いです。

売買をすることで手数料が発生し、20%の売却益に対する税金が発生します。
このことからも、売らずに保有し続けることが良い選択になることが多いです。

バフェットが唯一永久保有を宣言していた銘柄が、ウェルズ・ファーゴ(ティッカーシンボル:WFC)です。

買い始めてから、買い続けその保有比率がどんどん増えていました。
わたしも、同じように増やしてきました。

減ることは無いと思っていましたが、ついにウェルズ・ファーゴ(WFC)を売り始めたのです。
ただし、それはただ売るのではなく同じ金融セクターであり米国を代表する銀行のバンク・オブ・アメリカ・コーポレーション(BAC)へのスイッチングです。

不正口座問題に揺れたウェルズ・ファーゴへの揺るぎない自信がバフェット自身も崩れたのかもしれません。
ある意味分散することで、リスクを低減しているのでしょう。

銀行株は、ナシーム・ニコラス・タレブが言うように危険です。
ダウンサイドのリスクは他のセクターと比較しても、高いです。

ゼロになるリスクもあります。

バフェットと同じく、わたしもバンク・オブ・アメリカ(BAC)へのスイッチングをしました。
その後すぐに値が上がり、追加投資を躊躇するような水準にすでになってきました。
もう少し、買っておけば良かったような気もします。

まあ、それは仕方がありません。

今後、買いのチャンスが現れたら買い増すだけです。

特に、暴落と呼ばれるような市場だと、銀行株は過剰に反応します。
そんな時こそ、バリュー投資家として勇気を持って大きく買い増すのです。

前置きは長くなりましたが、ウェルズ・ファーゴから配当金90.91ドル(税引き後)を受け取りました。
これは、配当再投資せずキャッシュポジションを増やすことにします。


この本は、逆に世の投資家にあまり読んでほしくありません。
バフェットの考え方とその投資行動が、少し理解できますので...。



▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年11月25日

マイポートフォリオ 2017年10月11日

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▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

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