2017/12/07

ビットコイン、バフェットは価値のない物に投資しない

バリュー投資家は、企業価値を分析し本質的価値を下回る価格で買うことで、市場平均に勝ちます。

バフェットは、それを何十年も前から実践し、資産を拡大してきました。
投資対象に価値があるのかどうかが大切です。



最近、ビットコインの価格が上がっているようです。
ビットコインは仮想通貨ですが、通貨として機能するのでしょうか?

次の日に何十パーセントも上昇し、次の日に何十パーセントも下がるような通貨は、通貨として機能するわけがありません。

現在のビットコインの価格上昇は、さらに価格が上がるだろうという観測だけで上昇しています。
新規の投機家たちを巻き込み、よりカモな人にそれを売ることで、先行者たちは利益を上げます。

煽るだけ煽れば、価格が上昇するしくみです。

これは、まるでポンジースキームやマルチ商法的な手法に似ています。
某有名ブロガーは、ビットコインや詐欺まがいの仮想通貨への投資を促し、煽るだけ煽っています。

それは自己の利益に繋がるからやっているのであって、それ以外に理由はありません。

煽られてカモになるように仕向けているのです。
決して、つられてはなりません。

ビットコインに限らず、通貨への投資はゼロサムゲームです。
いや、ゼロどころかマイナスサムゲームとなります。

株式投資と比較しても、税制面で不利なことからもバクチ的要素が大きすぎます。

アップサイドのリターンもすごいですが、ダウンサイドリスクは果てしないです。
無価値になる可能性は大いにあり得ます。

そして人々は言うのです。
「あの時は、どうかしていた」と。

こんなことはチューリップバブルに代表されるように、ブームとバブルによって熱狂し、誰かが売り始めた途端に急降下するのです。

上がり過ぎた対象は、下げもキツイです。

ITバブルの時は、なんと99%下落した株が多く存在しました。

決して、バフェットはそのようなモノへ投資することはありません。
ITバブルの時もそうでした。

バフェットは価値を生まないものに興味はありません。
根拠なき熱狂に踊らされるのは、やめておいた方がよいことは、歴史が証明しています。


ハワード・マークス氏も薦める、投資の歴史本です。
ビットコインへ投機している人たちは、絶対に読むべきです。
あなたみたいな、若くて勢いのある人はどの時代も存在していることが理解できます。



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マイポートフォリオ 2017年11月25日

マイポートフォリオ 2017年10月11日

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▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

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