前回と比較しながら見てみます。
前回(2016年3月)のバフェット流投資のマイポートフォリオ
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今回(2016年6月)のバフェット流投資のマイポートフォリオ
一番大きな変化はプロクター&ギャンブル(PG)を全株売却し、フィリップス66(PSX)を買い増したことです。
これらは世界最強の投資家ウォーレン・バフェットの動向により、対応した次第です。
他は特に変化はありません。
第1位 IBM(IBM)
前回保有比率2位だったIBMが保有比率第1位に躍り出ました。これはWFCが低迷し、IBMが相対的に堅調であることが原因です。
IBM株は低迷が続いている中、買いを入れまくって、株価が急上昇してきたおかげで保有比率も急上昇してきました。
わたしは売らない戦略をとっていますが、唯一売り候補の銘柄です。
理由は、バフェットは8%ぐらいの保有比率なのにそれを大きく上回っているということです。
クラフトハインツ(KHC)が急落する場面があれば、迷わずスイッチングする心の準備ができています。
IBMまとめ
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第2位 ウエルズ ファーゴ(WFC)
保有比率2位はバフェットが一番信頼しており、唯一永久保有を宣言しているウェルズファーゴ(WFC)です。サンフランシスコに本店のある米国の銀行で時価総額が1位です。
バフェットは特にCEOを信頼しており、米国を代表する優良企業です。
ウェルズ ファーゴ(WFC)まとめ
第3位 コカ コーラ(KO)
これは昨年のチャイナショックの時に買ってから、上がり続けている安定感バツグンの信頼できる銘柄です。EPSが下がったのが気になりますが、新興国の景気が上向けば、収益も上昇するのではないでしょうか。
夏場ののどが渇いた時に、グイっと飲むコーラはおいしいですね。
さきほど、マックを食べましたが、ハンバーガーにコーラは最高の組み合わせです。
コカコーラ(KO)まとめ
第4位 バークシャー ハサウェイ(BRK-B)
バフェット個人が100%集中投資している唯一の銘柄です。しかも一度も売っていません。世界最強のコングロマリット企業と言っても過言ではありません。
保険業が4分の1を占めますが、フロートと呼ばれるキャッシュが定期的に入ってきますので、それを活かして投資する手法は、投資を得意とするバフェットにとって最高のしくみです。
わたしはNISA口座でこの銘柄を買っていますので、いつか売らなければなりません。
第5位 アメリカン エキスプレス(AXP)
これは何度もブログの記事にしていますが、前年から暴落中です。少し戻ってきましたが、まだまだ割安圏ですので、 中国景気が回復する前に一発買いを入れたいですね。
ナンピン買い最有力候補です。
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第6位 フィリップス66(PSX)
これは、バフェットの買い値を確認しながら、買いました。だいたい同じ価格で買うことができましたので、あとは値上がりを待つだけです。
どのようにバフェットの買い価格を確認するのか、またブログの記事にします。
一般的に川下の原油関連企業は原油安だと有利になると言われています。
逆に川上の原油関連企業は(エクソンモービルなど)は原油価格が上がると有利だと言われています。
バフェットの今後の原油価格の見通しがこれで理解できます。
第7位 米国生活必需品セレクトセクターETF SPDR(XLP)
これもたくさんブログの記事にしましたので、理由は不要かと思います。KXIよりVDCよりXLPです。
なぜか、手数料が安く、銘柄数が少ないからです。
銘柄数は少ない方がいいに決まっています。
分散過ぎるのは、投資リターンが悪化します。
ということで、XLPは上記2銘柄を大きく引き離していくとみています。
▼過去のバフェット流ポートフォリオとそれ以前のポートフォリオ
3月26日現在の米国株ポートフォリオをすべて公開します。ほとんどバフェット銘柄です。
2016年3月5日 わたしのバフェット銘柄集中投資ポートフォリオ公開
2015年10月3日 世界最強投資家バフェット風ポートフォリオが完成
2015年9月12日 投資の神様バフェットに近いポートフォリオへ大幅変更
2015年8月29日アセットアロケーション
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
バフェットの師匠フィリップ フィッシャーの再新作です。